浮漂録

大抵歩きながら書いてる。歩きスマホはよくないよ。

本日の日記

 

 

 

別にそれでいいのにな。可能ならばあの時の君と繋がりたい。あの時の自分を断ち切りたい。慣れない場所で、新しく自分を生成する時間。ある日の歌と一緒に帰り道。繋がりとは才能そのもの。この世の人は誰も待ってくれやしないので、ぼくは天性の忘れ傘。「下心満載で来ちゃった。」君がほんの少しだけ愛おしかった。

本日の日記

 

 

 

あれを手に入れたいとか、一度思ってしまえば消えないものだ。どうしてこんなにも惹かれるのかわからない、手にした姿の自分自身に惹かれているんだろうな、関わりそのものが魅力としか捉えられないしはやくそれを普通にしたい、日常になってしまえばいい。オープンに擬態しておいて後で全てを閉じ込めたい。かき混ぜずに放置したい。自分に囚われた全てと一生かけてこころや体液を通わせていたい。今日もどこで死にたいかばかり考えていたな。

無駄話

 

 

 

でもね。いくら時間や金が溶けた気持ちがしても、

そこに確かにあったはずの“付き合い”や“気持ちのうごき”は一生溶けないんだ。

過去という触れられない場所に、確実に存在していて消すことができない。尚尚、2方向以上の矢印でできた関係特に。

輪郭の無いものは消える点がないの。

過去に存在して消えられないものは現在にも存在するし、それが関係性という名前であれば必ず道中の其処彼処に落ちていて事ある毎に目についてしまい無視できない。

 

どう頑張っても無駄にならないな。

いつか無駄になる関係を人は結ぶことが出来ない。

 

みたいな話をしたかった訳じゃないのに。

 

決して。

 

きみが自死を語るものだから、つられて無駄を話したくなったんだよ。

 

間違いなく無駄な引き合いだったな

愚痴

 

 

 

来週、遠くへ行こうか

拠り所探し 分からない帰り道

雲だけが平気で動いてた。

取り繕おうとしたけど、かえって可笑しな言葉を云ってそれでね。

今が過ぎてもどこかで光っていられればいいから。

本当?

永久に輝ける星を知っているらしい。心底呻いた人の真似。

なにもない 心になにもない

始めるはずだった音楽も消えるはずだった君もどうして遠くからこちらが見えるの。

透明になっていく時間を迷い迷って結局答えは、

「趣味なんてないんです」

自分の才能にまで嫌われたみたいだ。

 

君の作る音が好き 信じられた。

君の作る時間が好き 色があった。

君の作る映像が好き もっと先を見せてよ。

君の作る言葉が好き もう長い事待ったよ。

綺麗に君だけ切り取ってみたんだ。そしたら拍子抜けした。美しすぎて涙が出た。

早く帰りなよ。帰って楽になりなよ。

こんな処に居たから枯れてしまったよ。味方も思想も心根も。

君が建前と言い置いていったガラス製の器の側面を

毒混じりの心と擦り合わせる。

それだけで報われる気持ちがする。

自分の落とした言葉なんてひとつも覚えていない。だから括弧付きで君の言葉を書いた。

本当に嘘をついていたのは君の方

もう迷うふりをしなくていいよ。

 

もう一度言ったよ。

削除してくれればそれ以上を咎めない。

何度でも ああそういう事ね ってなれる。

 

最後の一滴まで

この泣き言をちゃんと掬って。